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2024年6月1日、GreenEchoes Studioは、自社運営のキーボード専門メディア「グリーンキーズ」にて、VIA Any Generaterをリリースしました。
開発背景
VIA Anyジェネレーターの開発背景には、キーマップの変更ができるマクロパッドやキーボードの導入ハードルの高さがあります。
こうしたキーマップが変更できるキーボードは「QMK Firmware」をもとに作成されているケースが多く、「VIA」というGUIを用いてキーマップの変更が可能です。
単一キーの変更であれば直感的にできますが、こうしたキーボードやマクロパッドの利点は「2つもしくは3つのキーの同時押しを一つのボタンで実行できる」ことにあると私は考えます。
しかしながら、そういった「同時押し」を実装するためには、QMK Keycodesを参考に、自身でコードを組み合わせて生成し、Special-Anyというところまで行ってコードを打ち込むという非常に分かりにくい仕組みとなっているのです。
結局のところ、業務効率化を目的に購入したマクロパッドやキーボードの設定方法が分からず、無用の長物となってしまった方も多いのではないでしょうか。
作成のねらい
VIA Anyジェネレーターは、QMKの知識がなくても、誰でも簡単にコンビネーションキーを設定できるようにすることを目的としています。
利用者は、自分が使いたいソフトウェアのショートカットコードの組み合わせを選択し、生成されたコードをVIAの「Any」設定画面に転記するだけで、目的を達成することが出来るのです。
利用について
利用はもちろん無料です。
これをきっかけにグリーンキーズをご覧いただき、キーボードやマクロパッドについて興味を持つ人が増えることを期待しています。
利用方法については、VIA Any ジェネレーター内の記載をご覧ください。